タトゥー デメリット 彫師

タトゥーの彫師に略式起訴

大阪府吹田市でタトゥーの彫師をしている男性が
医師法違反の罪で略式起訴されてしまいました。

 

 

大阪府警が今年四月にタトゥー用の消毒液の販売に
おいて薬事法に問われたため、それに派生してタトゥーの
彫師のところへも捜査が入ってしまいました。

 

 

彫師の男性は一旦は略式起訴を受け入れたものの、
自分の仕事を犯罪として認めることができず、弁護士を
通じて裁判を起こす準備を始めました。

 

 

もしこの裁判によって有罪判決が出た場合、彫師業界に
激震が走るかもしれませんね。ほぼ確実に刺青やタトゥーを
彫ることを生業にすることができなくなります。

 

医業なのか芸術なのか

今回の事件の発端はタトゥーや刺青を掘ることが医業に
あたるのか、ファッションとしての芸術であるのかの相違です。

 

タトゥー医業

 

大阪の彫師はもちろん衛生面には十分に配慮して、
針やインク皿はディスポーザブルの使い捨てを徹底していました。
しかも暴力団関係者はお断りの念書まで準備しての営業。

 

 

今回の大阪の男性は、自分はデザイナーだと自負して
彫師の仕事に誇りを持っていたため略式起訴は受け入れ
られないとなった訳です。

 

 

厚生労働省医政局医事課の担当者によれば針先に色素を
付けながら皮膚に色素を注入する行為は医業にあたり、
医師資格を有する者にしか許されていない・・・と。

 

 

各都道府県にもこのような通達が出されているので、
今回の警察側の略式起訴には問題はないと言えます。
通達では他にもレーザー脱毛やケミカルピーリングもこれに
含まれていたそうです。

 

 

これらから推察すると純粋にデザイナーとしての彫師は
法律上は成立しません。彫師は全員が医者であることが
必須となってしまうのです。

 

 

さて、裁判ではどう結果が出されるのでしょうか・・・

 

彫師は地下に潜る

もし裁判で彫師には医師資格が必ず必要であると判決が
出た場合、現在の彫師は全員失業に追い込まれます。
医師免許を持ってて彫師をしている人はまずいないでしょうし、
彫師を生業とするために医学部を目指す人もいないでしょう。

 

 

そうなると結果的にはタトゥーや刺青の彫師は地下に潜って
ますますアングラな職業になってしまうでしょう。それはそれで
危険な側面もあり、衛生面や費用においてもっとブラックな
業界になってしまいます。

 

 

それどころかタトゥーを入れている人はその時点で犯罪と
関係のある人と勘違いされかねない自体にも陥ります。
ただでさえ刺青やタトゥーに良い印象をもたない現状が更に
ひどくなることは必死でしょう。

 

 

下手したらタトゥーが入っているだけで職務質問を受ける
こともあるでしょうし、どこで彫ってもらったかを警察に話すと
そこに捜査の手が入るでしょう。

 

 

この裁判の結果によって色々なことが起こりそうな予感です。


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